ジムニッ記 29
先日、排気温のチェックランプ(排気温警告灯)が点灯しました。
結果的に自力でチェックランプを消すことができたのですが、スッキリ解決!!というよりは一時的に回避??といった感じです。
色々と調べて対処しているうちにチェックランプを消すことができたので、その工程を紹介していきます。
同様の症状で困っている方は、この記事を読めば解決できるかもしれないで、ぜひ参考にしていただけると嬉しいです。
排気温チェックランプ(排気温警告灯)がつくまでの症状と現状
排気温のチェックランプ(排気温警告灯)は突然パッとついたのではなくて、エンジンを入れたらチカチカ+うっすらと点灯し出して、エンジンが温まり出したくらいでいつの間にか消えてる、という症状でした。
点灯しているときはアクセルを踏んだら連動して薄くなる感じです。
チェックランプがつくようになってからもアイドリングが不安定になったり水温が上がったり、特に変わった症状はありません。
色々調べているとどうやら排気温センサーが壊れている、もしくは壊れかけているのだろうと… 当たり前の答えに辿り着きました。
そもそも排気温センサーは名前の通り、排気温度が異常に加熱すると知らせてくれるセンサーで、マフラーに付いている排気ガスをきれいに浄化する装置(触媒)に取り付けられてます。
走行中は700~800°近くの高熱になる部分なので、ガッツリ焼けついてます…(ー ー;)
排気温センサーの取り外し
壊れている場合はずっとチェックランプが点灯するはず…
おそらく壊れかけてるのだろうということで、とりあえず外してみることにしました。
交換した記録がないので純正だと思うのですが、とあるネットの記事に排気温センサーのボルト径は17mmだと書いてあったので、17mmのスリット入りソケットレンチを購入しました。
潤滑油(ラスペネ)をたっぷりとふってから、気合を入れてレッツトライ!! あれ!? ソケットのサイズが合わない…
排気音センサーのボルトサイズはレアな16mmでした…
とりあえず開封していなかった16mmレンチとハンマーでトライしましたが全く歯が立たず、ナメそうだったので一旦外すことは諦めました。
バーナーで炙ったり色々と頑張ってみましたが、ボルトがナメたりセンサーが折れたら困るので無理はしませんでした( ´ ▽ ` 😉
もしかしたら私の排気温センサーは純正ではないかもしれないので、特殊工具を買う前に一度ボルトサイズを測ってみてください。
ちなみに純正の排気温センサーは製造中止で品薄状態になっていて、価格は23,000~25000円に高騰しています。
元は5,550円…
【ジムニーの排気温センサー適合表】
型式 | 純正品番 |
---|---|
JA71 | 排気温センサーなし |
JA11 | 14810-58B01 |
JA12 | 14810-58B01 |
JA22 | 14810-58B01 |
JB23 | 排気温センサーなし |
JB64 | 排気温センサーなし |
シエラ⬇︎⬇︎ | |
JB31 | 14810-58B01 |
JB32 | 14810-58B01 |
JB43 | 排気温センサーなし |
JB74 | 排気温センサーなし |
排気温の警告装置はかなり昔に車検の検査項目から除外されてるみたいですd( ̄  ̄)
排気温センサーのアースを取る
新品は高いし、とりあえずセンサーを外すのは一旦保留にして…
『排気温センサーのボディーアース(マイナス)が焦付きで車体に触れなくなってチェックランプが付いてしまう』という情報がチラホラあったので確認してみました。
『最初はアースを取る』の意味がよくわかりませんでしたが、要は排気温センサーの配線は1本のプラス線のみでマイナス線がないので、マイナスは排気温センサーが車体(マフラー)に接着している部分▶︎車体のアースからマイナスを取って機能しているという仕組みとなります。
センサーの根本の部分、もしくはマフラーからボディーアースとっていれば、その部分の接触不良が考えられたので、センサーの焦付きをヤスリで綺麗に落としたり
マフラーと車体間に接続してあるボディーアースの連結部分を全部取り外して磨いてから付け直してみました。
もしマフラーもセンサーもアースが取ってなければ、ボディーアースをマフラーもしくはセンサーから直接配線を引っ張って車体に接続すればチェックランプは消える可能性が高いですd(゚∀゚)
念には念を入れて、センサー本体からも直接アースを取りました。
ドキドキしながらエンジンを入れてみると…
排気温チェックランプ(排気温警告灯)が消えました。
やっぱりサビや焦げでアース(マイナス)が効いてなかったんでしょうね_(┐「ε:)_
排気温チェックランプ(排気温警告灯)の再点灯
数日後、以前と同じようにチカチカと排気温チェックランプが点き始めました。うーん…(ー ー;)
とりあえずきちんとアースが効いてるか確かめたかったので、ブースターケーブルをバッテリーのマイナスと、排気音センサーに噛ませてみると…
排気温チェックランプは消えました。ということはアースがまだ効いていないということ
チェックランプは消えるから、センサーのプラスはきちんと効いてる。
アースもマフラー側とセンサーから直接引っ張ったアースも追加したので効いていないわけがない。
ブースターケーブルでやるとチェックランプは消えるから、センサーは通電してるので問題なし。
ということは、もしかして… ボディーアースが自体が弱いのでは…とバッテリー周囲をチェックしてみると
バッテリーのマイナスとボディーを接続している箇所のボルトや接続が怪しかったので、固定ボルトを綺麗なものに交換して接続し直すと…
チェックランプは消えました。最初っからお前が犯人だったのか…_(┐「ε:)_w
最後に
最初から排気温センサーがきちんと『通電』しているのか、まず確認するところから始めるべきでした。
電気が通ってるパーツは最初から壊れているかもしれない前提で作業に入ると痛い目を見ることを知るいい機会になりました。
今回の排気温センサーに関すること以外にも
旧型ジムニー(JA11,JA12,JA22,JB32)に使えるカスタム、レストア、整備記事などを書いてるので、興味のある方はぜひ読んでいただけると嬉しいです⬇︎⬇︎
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以上、最後まで読んでいただきありがとうございました♪( ´θ`)ノ