ジムニッ記 24
今回はStant製のガソリンキャップを純正のヒューエルキャップに移植して
オリジナルのStant風キャップを作ったのでその工程を紹介していきます。
![ジムニー JA11 JA12 JA22 JB32 JB23 スタント製 オリジナル ガソリン キャップ 作り方](https://jimny-style.blog/wp-content/uploads/2023/10/jimny-ja11-ja12-ja22-jb32-stant-original-oil-cap.png)
最近は見分けのつかない偽物もAmazonで多く販売されているので、そちらの製品との比較もしていきます。
Stant製でJA系のジムニーに適合するキャップは6000〜8000円くらいとやや割高なので
純正を流用して少しでも安く手に入れたいという方はぜひ参考にしていただければ嬉しいです。
Stant製のキャップの調達と偽物との比較
『Stant』はジープやマスタング、ハマーなど主に外車のパーツを扱っている海外の会社になります。
![ジムニー Jimny JA11 JA12 JA22 JB32 Stant製 サーモスタット](https://jimny-style.blog/wp-content/uploads/2023/10/stant-thermostat.png)
![ジムニー Jimny JA11 JA12 JA22 JB32 Stant製 ラジエーターキャップ](https://jimny-style.blog/wp-content/uploads/2023/10/stant-radiator-cap-1024x594.jpg)
まずはジムニーには適合しないStant製のキャップが1000〜2000円くらいでヤフオクに出品されてるので落札します。
私は1800円(定形外郵便の送料込み)くらいで調達しました。
![ジムニー Jimny JA11 JA12 JA22 JB32 Stant製 ガソリン フューエルキャップ](https://jimny-style.blog/wp-content/uploads/2023/10/jimny-ja11-ja-12-ja22-fuel-cap-stant.png)
AmazonではStantのキャップをコピーした偽物が1000~3000円程で販売されてます。
比較するとこんな感じ⬇︎⬇︎
![ジムニー Jimny JA11 JA12 JA22 JB32 Stant製 ガソリン フューエルキャップ 偽物 比較](https://jimny-style.blog/wp-content/uploads/2023/10/jimny-ja11-ja22-stant-fuel-cap-fake-comparison.png)
![ジムスタ](https://jimny-style.blog/wp-content/uploads/2023/10/jimny-studio-icon.png)
本物も偽物も材質・作りはほぼ変わりませんでしたd(゚∀゚)
ただ、プリントが逆さまだったりしますが…w
コピー品は傷があったり、鍵が動かなかったり当たり外れが激しいです。
苦情を出すともう一つ送られてくるので、返金された分も合わせると1200円で合計4つ手に入れました…
![ジムニー Jimny JA11 JA12 JA22 JB32 Stant製 ガソリン フューエルキャップ 偽物 比較](https://jimny-style.blog/wp-content/uploads/2023/10/jimny-style-ja11-ja22-stant-fuel-cap-copy-product.png)
古いモデルは本物もコピー品も『S』の文字が入ってるのですが、現在のモデルには『S』の文字が入ってません。
コピー品では『S』の入ったタイプはもう手に入らないみたいです。
![ジムニー Jimny JA11 JA12 JA22 JB32 Stant製 ガソリン フューエルキャップ 旧モデル 比較 違い](https://jimny-style.blog/wp-content/uploads/2023/10/jimny-ja11-ja22-stant-fuel-cap-old-model-difference.png)
![ジムスタ](https://jimny-style.blog/wp-content/uploads/2023/10/jimny-studio-icon.png)
Amazonでは販売写真が旧モデルになっていますが新しいモデルの方が送られてきますd(゚∀゚)
旧モデルを送るように連絡すると「かしこまりました!!」と、もう一度新しいモデルが送られてきました…w
コピー品でも問題なく加工はできるので好きな製品を調達してください。
Stant製のキャップ製作
純正のヒューエルキャップと購入したStant製のキャップを組み合わせて
ジムニー(JA11,JA12,JA22,JB32)に使えるガソリンキャップを作っていきます。
![ジムスタ](https://jimny-style.blog/wp-content/uploads/2023/10/jimny-studio-icon.png)
コピー品でも本物と同じように純正品と加工して作ることができますd(゚∀゚)
Stant製キャップ or コピー品の加工
まずはStant製ガソリンキャップもしくはコピー品を加工していきます。
まずは本物orコピー品のキャップをバラバラに分解していきます。
外側のリングが少し硬いですが、これを外せば他のパーツは簡単に外れます。
![ジムニー Jimny JA11 JA12 JA22 JB32 Stant製 ガソリンキャップ 分解](https://jimny-style.blog/wp-content/uploads/2023/10/jimny-ja11-ja22-stant-gasoline-cap-disassembly.png)
本物とコピー品は鍵の部分の突起が少し違いますが、他の作りはほぼ同じです。
この蓋+鍵の部分と純正キャップを組みあせて使います。
![ジムニー Jimny JA11 JA12 JA22 JB32 Stant製 コピー品 比較](https://jimny-style.blog/wp-content/uploads/2023/10/jimny-ja11-ja22-stant-fuel-cap-fake-model-comparison.png)
本物とコピー品は鍵の部分の突起が少し違いますが、他の作りはほぼ同じです。
この蓋+鍵の部分と純正キャップを組みあせて使います。
![ジムニー Jimny JA11 JA12 JA22 JB32 Stant製 鍵 外し方](https://jimny-style.blog/wp-content/uploads/2023/10/jimny-ja11-ja22-stant-gasoline-cap-key-removal.png)
取り外した鍵についた突起をニッパーなどで落としてやすりで平らにします。
![ジムニー Jimny JA11 JA12 JA22 JB32 Stant製 鍵 加工](https://jimny-style.blog/wp-content/uploads/2023/10/jimny-ja11-ja22-stant-gasoline-cap-key-processing.png)
純正ヒューエルキャップの加工
次は純正のヒューエルキャップを加工していきます。
スライドする鍵穴のカバーをペンチなどで引っ張って外します。
![ジムニー Jimny JA11 JA12 JA22 JB32 純正 ヒューエルキャップ 加工](https://jimny-style.blog/wp-content/uploads/2023/10/jimny-ja11-ja12-ja22-jb32-genuine-fuel-cap-processing.png)
出っ張りや突起をハンマーで叩いたりして、できる限り平らにします。
![ジムニー Jimny JA11 JA12 JA22 JB32 純正 ヒューエルキャップ 加工](https://jimny-style.blog/wp-content/uploads/2023/10/jimny-ja11-ja12-ja22-jb32-genuine-cap-processing.png)
この純正のヒューエルキャップの上に先ほど加工したStant製のキャップを嵌め込んでいきます。
![ジムニー Jimny JA11 JA12 JA22 JB32 純正 ヒューエルキャップ Stant 加工 取り付け](https://jimny-style.blog/wp-content/uploads/2023/10/jimny-ja11-ja12-ja22-jb32-genuine-fuel-cap-processing-method.png)
![ジムスタ](https://jimny-style.blog/wp-content/uploads/2023/10/jimny-studio-icon.png)
鍵の機能が必要なければ、Stantのカバーを両面テープや接着剤でくっつけて終了ですd( ̄  ̄)
鍵機能と仕上げ
鍵が使えるようにして仕上げます。
純正キャップの鍵穴に差し込める突起をはんだ付けして作ります。
突起はいらないコンセントを切って使いましたw
![ジムニー Jimny JA11 JA12 JA22 JB32 純正 ヒューエルキャップ はんだ付け 溶接 鍵](https://jimny-style.blog/wp-content/uploads/2023/10/jimny-ja11-ja12-ja22-jb32-genuine-cap-welding.png)
![ジムスタ](https://jimny-style.blog/wp-content/uploads/2023/10/jimny-studio-icon.png)
はんだ付けは初めてでしたが、フラックスを使うことでなんとかくっつけることができました^ ^;
見た目は汚いですが見えない場所なので…w
Stant製のキャップに取り付けた鍵の突起の部分と純正キャップの鍵穴の部分を合わせながら
両面テープや接着剤でくっつけます。
![ジムニー Jimny JA11 JA12 JA22 JB32 純正 ヒューエルキャップ はんだ付け 溶接 鍵](https://jimny-style.blog/wp-content/uploads/2023/10/jimny-ja11-ja12-ja22-jb32-genuine-cap-key-function.png)
![ジムスタ](https://jimny-style.blog/wp-content/uploads/2023/10/jimny-studio-icon.png)
私の場合、接着にはグルーガンを使いました(^ ^)
そのままでも使えますが少しでも見た目を良くしたいので
最初についていた輪っかをカッターで削って接着剤でくっつけました。
![ジムニー Jimny JA11 JA12 JA22 JB32 Stant ガソリンキャップ 加工 方法](https://jimny-style.blog/wp-content/uploads/2023/10/jimny-ja11-ja12-ja22-jb32-stant-genuine-cap-processing.png)
完成!!
![ジムニー Jimny JA11 JA12 JA22 JB32 Stant ガソリンキャップ 加工 方法](https://jimny-style.blog/wp-content/uploads/2023/10/jimny-ja11-ja12-ja22-jb32-stant-original-genuine-cap.png)
最後に
うーん…好みによると思いますが、悪くないです。
![ジムニー JA11 JA12 JA22 JB32 JB23 スタント製 オリジナル ガソリン キャップ 作り方](https://jimny-style.blog/wp-content/uploads/2023/10/jimny-ja11-ja12-ja22-jb32-stant-original-oil-cap.png)
自作した方が安価で作れるので、興味のある方はぜひ作ってみてください。
他にも旧型ジムニー(JA11,JA12,JA22,JB32)に使える車DIY記事を書いてます。
興味のある方はぜひ読んでいただけると幸いです⬇︎⬇︎
*ジムニー(JA12,JA22,JB32)のウッド調パネル製作編はこちら⬇︎⬇︎
*ジムニー(JA11,JA12,JA22,JB32)のサビサビワイパーリンク交換編はこちら⬇︎⬇︎
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ジムニー(JA11,JA12,JA22,JB32)のサイドウインカー交換編はこちら⬇︎⬇︎
ジムニーの社外メーター(油圧、油温、水温、電圧)取り付け編はこちら⬇︎⬇︎
以上、最後まで読んでいただきありがとうございました♪( ´θ`)ノ