ジムニッ記 07
今回は愛車ジムニーの全塗装の過程でおこなったインナーパネル塗装について記していきます。
インナーパネル以外にもダッシュボードやアシストグリップ、車内灯、ミラーカバーなど内装パーツも同時に塗装しました。
車DIY初心者の私が車を学びながら行っていく過程なので、参考にはならないかもしれませんが…
この情報が誰かの役に立つことを願っています。
インナーパネルの取り外し
旧型ジムニー(JA11,JA12,JA22,JB32)の純正インナーパネルは白っぽいグレーのような…
あのなんとも言えない昔の車によくあるカラーですね。苦手なんです…
外装の全塗装をするついでに内装のインナーパネルも全てマットブラックに塗装するとかっこいいのではないかと考え、思い切ってチャレンジしてみることにしました。
全く知らなかったのですが、インナーパネルの内側には金具がついていて、引っ張ると「パチンッ!!」と意外と簡単に外れるようになってます。
車内灯やサンバイザー、アシストグリップなどはドライバーで簡単に外すことができるので一通り外してしまった後で
インナーパネルを全て取り外しました。
フロントドアのインパネやドアノブのパネルもついでに外して塗装しておきます。
車内装の鉄板部分に錆などはなくて、とても綺麗でした。
パネルの内側の固定金具には、全てサビ転換剤を塗りました。
サビを見つけたら、すぐに一通り削って『ENDOXの錆転換剤RS』を塗りまくってます。
レビューもかなりよかったので買ってみましたがサッと濡れますし、かなり重宝してます。
値段はやや高め(約4,000円程)ですが、筆で塗ってても全く量は減らないので長いこと使ってますが、コスパはかなりいいかと思います。
フロントサイドのパネルは左右にカロッツェリアの小型スピーカーを取り付けてます。
配線処理をし直すのが面倒なので、一旦配線を切ってインナーパネルを再装着する時に繋げ直します。
塗装の準備(必要物品の調達)
塗料は全塗装用に『関西ペイント』のウレタン塗料を購入していたので、全塗装ついでにインナーパネルにも使用していきます⬇︎⬇︎
『関西ペイント』のマットブラックはPG80シリーズで、最初から艶消し剤が入ったものを購入しました。
PG80の場合、追加で硬化剤と希釈用シンナーと、器材洗浄用の洗浄用シンナーが必要です。
硬化剤を測るのに使う微量計測用の計量カップを準備しておいてください。
私はダイソーの計量カップや目盛りの入った洗濯用洗剤の蓋を洗って使いました。
あと重要なのがインナーパネルのような樹脂製のパーツに直接塗料を吹くとすぐに剥がれてしまうという情報を得たので、対策としてパーツと塗料の密着性を高めてくれる『ミッチャクロン』という製品を購入しました。
*プラサフを下地にすると、あのインナーパネル独特の模様?ボコボコした感じ?がなくなってしまうので今回はミッチャクロンで。
私が購入した関西ペイントの塗料は『Yahooショッピング』の方が『Amazon』より2割ほど安くなりました^ ^スプレーガンの洗浄など使う洗浄用シンナーだけ『Amazon』が安かったので『Amazon』で購入しましたd( ̄  ̄)
塗料におまけでかき混ぜ棒やゴミを排除するストレーナー、計量カップもついていましたが
おまけでついていない場合には忘れず購入してください。
コンプレッサーはスプレーガンの全塗装に必要不可欠で研磨にも使用するため、藤原産業の人気シリーズSK11のPUMA(SW-231 SW-L30LPF-01)購入していました。
家庭用最強のリーズナブルな製品を細かい性能から価格まで調べ尽くして購入したので、コンプレッサーの購入を検討されている方には自信を持ってオススメします!!
人生初のスプレーガンはとりあえず安い、けど評価がかなり高いアネスト岩田のスプレーガンを『Amazon』で購入しました。
同性能・同価格帯の中では最もリーズナブルな上にレビューもよかったので購入しました。
今回は塗料を吹く前に下地に『ミッチャクロン』を吹きたいので、『Amazon』でもう1つ激安のスプレーガンを購入しました。
ミッチャクロンと塗料(マットブラック)は別々のスプレーガンを使用したいことと
『ミッチャクロン』は透明なのである程度満遍なく吹ければ、激安のスプレーガンでも問題ないかと思い購入しました⬇︎⬇︎
塗装作業
まず、インナーパネルを全て洗浄して汚れを落とし、塗料が弾かれないようにパーツクリーナーでしっかりと脱脂しました。
塗装する面に油分が残っていると塗料が弾かれて一からやり直しになってしまうので、塗装前にはパーツクリーナーやシリコンオフを使ってしっかりと脱脂する作業は必ずやったほうがいいです。
パーツクリーナーは指にかかると冷たい…シリコンオフはガゾリンみたいなにおいがして臭いです(ー ー;)
塗装の場合、プロの方はシリコンオフを吹き付けボトルに入れてよく使ってますね。
ダッシュボードは昔ラッカースプレーでブラックに塗装していたので、シンナーで全て引き取りました。
下処理が済んだら塗装しやすいように配置して準備完了。
まずは『ミッチャクロン』を『Amazon』で購入した激安スプレーガン吹こうとしましたがここでトラブルが!!
コンプレッサーのエアホースが激安スプレーガンに脱着できない…
すぐにAmazon経由で販売元へ連絡したら、新品をもう一つ送ってくれるとのこと
激安スプレーガンをどうにかエアホースへ接続できないものか「カチャカチャ」していると「あれ、ついた..」
送り返すのも面倒なので…ありがたくいただきます…w ということで
新品なのにカップの中が少し汚れているような…
綺麗に拭き取ってから使用しましたが、特に問題なく吹けました。
ミッチャクロンを2回ほど吹いてから、続いてアネスト岩田のスプレーガンでマットブラックを吹き付けました。十分に乾かしてから終了。
今回初めて容器缶の塗料を使って学習したことがあります。
それは、容器缶から塗料をそのまま計量カップへ注ごうとすると「ジャバジャバ」とめちゃくちゃ溢れてしまうということ…
どうやってもかなり溢れてしまうので、必ず差し口ベロや蛇口を購入しておいてください。
ベロや蛇口はお近くのホームセンターの方が安いかもしれません。
関西ペイントで塗料を購入する場合には差し口ベロの5枚セットを購入することができますd(゚∀゚)
インナーパネル+その他パーツ取り付け
しっかりと乾燥したことを確認してからインナーパネルやその他(ダッシュボード、アシストグリップ、車内灯、ミラーカバーなど)を取り付けていきます。
アシストグリップのネジは腐ってるものもあったので、全て新品に交換しました。
ネジ色を目立たせたくなかったので、シャーシコートブラックで塗装しました。
フロントサイドに取り付けていたスピーカーの配線もギボシ端子をつけて取り付け準備完了。
準備が整ったら、楽しい取り付け作業。
完成!!マットブラックいい感じ〜
最後に
今回のインナーパネルや各内装パーツのマットブラック塗装に
『アウトクラスカーズ』のヴィンテージシートカバーとルーフカバー、フロントドアインパネを合わせると…ビシッと決まります。
アウトクラスカーズさんに感謝。
*ジムニー(JA12,22,JB32)のウッド調パネル製作編はこちら⬇︎⬇︎
*ジムニー(JA12,22,JB32)の『ELメーターパネル』+『ELエアコンパネル』取り付け編はこちら⬇︎⬇︎
以上、最後まで読んでいただきありがとうございました♪( ´θ`)ノ