ジムニッ記 04
タイミングよくワイパーリンク交換でダッシュボードを外したついでに、室内の錆の進行具合の確認とサビ処理をしました。
全塗装前ということもあり、徹底的に錆を駆逐しておかなければ….
簡単な内容ですが、車DIY初心者の参考になればと思い、清掃内容を記しておきます。
シートや床、タイヤホイール裏などサビの進行具合確認と処理
まずサビの進行具合を確認するために、車内の座席や内装パネルを全て外していきました。
全ての座席を取り外して
座席の裏面やレールの隙間までくまなくサビをチェック。
座席の裏面はサビサビ…
ちなみにシートカバーはアウトクラスカーズの製品になります。
クッションもしっかり入っていて座り心地、見た目ともに大満足です⬇︎⬇︎
ワイヤーブラシやサンドペーパー、ひどい錆はディスクグラインダーで削ってしまってサビ転換剤を塗りまくりました。
画像で違いは分かりにくいですが、かなり綺麗になりました⬇︎⬇︎
サビを見つけたら、いつも一通り削って『ENDOXの錆転換剤RS』を塗りまくってます。
レビューもかなりよかったので買ってみましたがサッと濡れますし、臭いもなくかなり重宝してます。
値段はやや高め(約5,000円程)ですが、筆で塗っていてもほとんど量は減らないので、コスパはかなりいいかと思います。
サビ削りなどの研磨作業に使っているグラインダーは
安価なグラインダーの中ではかなり評価が高かった『Bosch』の製品を『Amazon』で9,000円くらいで購入しました。
コスパ最強!! ジャンル別ベストセラー1位の製品みたいです⬇︎⬇︎
円安、インフレで価格が高騰してます…_(┐「ε:)_
床のシートを剥いで、ジムニーで一番サビやすいらしいリヤのタイヤホイール周りや床の鉄板のサビを確認しました。
旧型ジムニーの中古車は、まずリアのシートを剥いでフロアのサビを確認したほうがいいみたいです。
愛車はほとんどサビが見つからずめちゃくちゃ綺麗でした。
私のジムニーは知る人ぞ知る徳島の『アウトクラスカーズ』さんで、一から中古車をカスタム依頼して作り上げてもらったのですが
細かいところまでしっかりと手が入れてあって、いじればいじるほどその仕事の繊細さが見えてきます。
床はしっかりと鉄板で溶接補強され、全て茶色のシート?おそらく結露などを防いでサビを防止してくれるシートがびっしり挟み込んでありました。
車外にツーツーのネジやネジ穴は流石に錆びているものもあったので、しっかりと削って転換剤を塗布しました。
何か物をぶつけて傷がついたところも錆びているところがあって、同様にグラインダーで削ってサビ転換剤塗りまくりです。
普段は隠れている全くサビていないネジも
全て転換剤 ▶︎ シャーシコートブラックで防錆加工して取り付け直したり
シートを固定しているネジなど車外へツーツーのサビやすいネジたちは、新品のボルトへ交換しました。
バックドアにある電気系統を隠している鉄板の縁もサビやすいらしいので、外してみると縁がサビサビでした…
こちらも削って転換剤を塗布。塗り方は少し雑ですが全塗装するのでお許しを…
カバーのサビの部分も綺麗にサビを削ってから
外側は塗装するので、内側の錆びていた部分に転換剤を塗ってからシャーシコートブラックで防錆加工しました。
普段はサビを落としたパーツにはシャーシコートブラック、新品にはクリアを使っています。
安くて塗りやすいし乾くのも早いので、サビやすい車にはおすすめの製品です⬇︎⬇︎
シートも洗浄後しっかりと乾燥させて再装着したので
綺麗スッキリ!!しっかりと乾燥させないと臭くなりますからね…
車内パネルの取り外しとサビチェック
とりあえず、全ての車内パネルと付属物を全て外しながらサビなどの状態をチェックしていきました。
車内のパネルは強く引っ張るとパチンッと外れるようになってます。
サビや傷はなくてとても綺麗でした。
リアウィンドウは一度全て外してしまい、洗浄後、固定ネジは全て新品へ交換しました。
固定金具は防錆処理してマットブラック塗装しました。
アシストグリップのネジが1本腐っていたので、同じサイズのネジを購入しました。
アシストグリップを含め、内装パネルは全てマットブラックに塗装するので、新品のネジも防錆加工を含めて全てシャーシコートブラックで塗装しました。
最上部にあるパネルを外すには左右のサンバイザーを外して
ルームランプの蓋を開くと2本ネジがあるので外して、後ろにくっついている配線を抜くと外れます。
ミラーはカバーを引っ張るとカチッと外れるので、ネジ2本で外せば取ることができます。
これで最上部にあるパネルを外すことができます。
フロントサイドのパネルは左右にカロッツェリアの小型スピーカーを取り付けてます。
配線処理をし直すのが面倒なので、一旦配線を切って再装着時に繋げ直します。
センターコンソールは左右のやや後ろ側にネジがあるので2本外して、サイドブレーキをかわしながら簡単に外すことができます。
サビはありませんでしたが、サビそうなところにとりあえず転換剤塗っておきました。
取り外したセンターコンソールはマットブラック塗装するので、とりあえず洗浄しました。
パネルの内側には固定金具がついているので、全てサビ転換剤を塗りました。
これで室内のサビ確認と処理は完了。
*室内パネルや小物類は全てマットブラックへ塗装しました⬇︎⬇︎
フロント周辺やフロントドアのサビ進行具合確認と処理
フロントドアの内張は内装パネル同様に引っ張るとパチンッと外すことができます。
フロントドアの内張りは『アウトクラスカーズ』の『内張りKIT ヴィンテージ』という製品を付けてます。
お洒落でかっこいいのでかなりのお気に入り⬇︎⬇︎
フロントドアの内側は水が入りやすくサビやすいので、恐る恐る覗いてみると…
やはりハンドルの部分サビてたので、ネジは新品に交換しました。
ハンドル部分も削って転換剤を塗っておきました。
ルーフには『アウトクラスカーズ』のルーフカバーを取り付けてます。かなりお気に入り。
ヴィンテージシートカバーとルーフカバー、フロントドアインパネを全てアウトクラスカーズ製品で合わせるとかなりかっこいいです。
アウトクラスカーズさんに感謝!!
ワイパーリンクの交換でダッシュボードを外していたので、普段はお目にかかれないフロント部分をしっかりとサビ処理しました。
というかほとんどサビびてない…
ダッシュボードのフロントグリップを固定している固定金具がサビサビだったので、ペーパーで削ってからシャーシコートブラックで防錆加工しました。
ダッシュボードの裏はほとんど拝めない…というかできれば2度と拝みたくない場所なので、しっかりサビ対策しときました。
灰皿のアルミの部分?も汚れていたので、綺麗に削ってサビ転換剤 ▶︎ 防錆塗装(マットブラック)で綺麗にしました。
最後に
今回はほぼ命に関わることがない内装の確認・清掃(サビ処理)でしたが、いずれは難易度をあげていって足回りやエンジンも綺麗にしてあげたい…
車師匠ができればいいけど、困ったことに車関係の友達が近隣に一切いないんです…
現状、自力あるのみ!! 車DIY初心者を脱するため、継続学習に努めます!!
他にも旧型ジムニー(JA12,22,JB32)に使える車DIY記事を書いているので、興味のある方はぜひ読んでいただけると嬉しいです⬇︎⬇︎
*ジムニー(JA12,22,JB32)の室内パネル塗装編はこちら⬇︎⬇︎
*ジムニー(JA12,22,JB32)のウッド調パネル製作編はこちら⬇︎⬇︎
*ジムニーの社外メーター(油圧、油温、水温、電圧)取り付け編はこちら⬇︎⬇︎
*ジムニー(JA12,22,JB32)のサビサビワイパーリンク交換編はこちら⬇︎⬇︎
*ジムニー(JA12,22,JB32)の『ELメーターパネル』+『ELエアコンパネル』取り付け編はこちら⬇︎⬇︎
*ジムニー(JA12,22,JB32)のハザードスイッチ増設編はこちら⬇︎⬇︎
*ジムニー(JA12,22,JB32)のヘッドライトとライトリム交換編はこちら⬇︎⬇︎
*ジムニー(JA12,22,JB32)のサイドウィンカー交換編はこちら⬇︎⬇︎
以上、最後まで読んでいただきありがとうございました♪( ´θ`)ノ