ジムニッ記 11
愛車の全塗装が無事終了しました。
失敗とトラブルだらけでしたが… 何とかやりとげることができました!!
一度に全てを書くととんでもない量になってしまうので、各工程毎にいくつかの記事に分けて旧型ジムニー全塗装の全てを公開していきたいと思います。
ということで、今回は全塗装で使用した必要物品を全て紹介します。
あくまで車DIY初心者の趣味感覚のレベルになってしまいますが… 自家塗装を考えてる方はぜひ参考にしていただけると嬉しいです。
記事内に紹介している製品はその時々で『Amazon』や『楽天』『Yahooショッピング』やフリマサイトなどで価格やレビューを徹底比較し、ポイントも加味した上で一番リーズナブルな価格帯で購入しています。
もちろん使ってみて良くないものは決してお勧めしませんので安心してお買い求めください。
ただし、価格は日々変動しますのでご注意くださいね。
今回は買い直したりするトラブルも多かったので、その理由も含めて紹介してますd( ̄  ̄;)
全塗装の必要物品
全塗装に必要だった購入物品をまとめて紹介していきます。
- エアコンプレッサーとエアツール
▶︎ E-Value ウレタンエアーホース
▶︎ SK11 インパクトドライバー
▶︎ SK11 エアダスター
▶︎ STRAIGHT 洗浄ガン 400mm
▶︎ エアーポリッシャー サンダー ダブルアクション
▶︎ エアーサンダー用のディスクペーパー
▶︎ 空気入れ(エアチャックガン) - スプレーガン
- 塗料
▶︎ 関西ペイント 1液プラサフ(希釈済)グレー 1kg
▶︎ レタンPG ハイブリッド エコ #400 ディープ ブラック 3kgセット(シンナー付)
▶︎ 関西ペイント レタン PG エコ RR 510 クリヤー 2kg(希釈用シンナー、硬化剤付き)
▶︎ PGエコ つや消し剤 250g / 2液
▶︎ 洗浄用シンナー 1L × 2 - その他
▶︎ マスキングテープ
▶︎ マスカー
▶︎ ミッチャクロン
▶︎ シリコンオフ
エアコンプレッサー
まずはエアコンプレッサーがないと全塗装はできませんよね。全塗装に必要な道具の中で最も高額になります。
できる限り費用は抑えたかったので、かなり色々と調べに調べ尽くしました。
その結果、車の全塗装に対応できるエアコンプレッサーの中でも、最終的に家庭用で最強と評判のいい以下の2機種に絞り込みました。
どちらも購入後の評価がかなり高いトップ2の製品です⬇︎⬇︎
両方とも全塗装に対応できるスペックで、価格は『HAIGE』が7万円ほど、『SK11』が4万円ほどになります。
これから車の整備を自身でやっていくなら必ず購入しておいた方がいいです
金銭に余裕のない場合はホームセンターのレンタルでもいいかもd(゚∀゚)
最終的に『SK11 SW-131』を購入したのですが、実際に使ってみてメリットを上げると⬇︎⬇︎
- 持ち運びやすく使いやすい
- エアコンプレッサー初心者でも操作(圧の調整、排気など)が簡単
- オイルレスでメンテナンス不要
- 音も意外と静か
- 持続して使っても問題なく塗装できる
- 見た目がかわいい ◀︎ 嫁の意見w
全く問題なく全塗装できたし使い勝手もいいので
全塗装用に購入を検討されている方は使いやすいしおすすめです。
デメリットは特にないですが、あえていうとモーター部分が熱くなるくらいでしょうかd( ̄  ̄;)
ただ、どのコンプレッサーもモーターは熱くなるので問題ないかと思います♪( ´θ`)ノ
全塗装に直接関係ありませんが…私の場合、嫁を説得するために「エアコンが掃除できるよ〜」とか…
「風呂掃除が楽になるよ〜」と言って何とかコンプレッサーの購入にいたることができました。
エアコンプレッサーを活用することで色んなことができるようになるので、説得材料になるかもしれませんねw
その他購入したコンプレッサーで使うエアーツールはこちら⬇︎⬇︎
エアーホースはコンプレッサーと同時に購入しないと使えません。
E-Value(藤原産業) のエアーホースは安いし評判が良かったので購入しました。
途中が少しよれてしまうことがありましたが、特にストレスもなく使える製品でした。
塗装中に塗料がホースにもかかってしまうので、片付ける際には汚れたりよれたりでなかなか大変です。
エアーホースリールの購入も検討しましたが、値段が高いので断念…
金銭に余裕のある方はホースリールのタイプを購入することをおすすめします。
必ず必要ではないですが、フロントドアやバックドアのヒンジを外す際には手作業ではなかなか厳しいのであると便利です。
洗車やエンジンルームの洗浄に使えます。
古い塗装を剥いだ後の洗車や塗装前の洗車にも使えるので何かと重宝しました。
これでエアコンも洗浄掃除しました。エアダスターとしても使えます。
『SK11』の洗浄ガンもありますが価格が倍くらいします。
室内のエアコン洗浄にも大活躍してますd(゚∀゚)
塗装剥がしや磨きをサンドペーパーやタオルでやると腕がパンパンになるので必需品です。
駆動音が少々大きかったり、荒めのペーパーをつけたときに手を怪我しそうになります。
色々と種類がありますが、Amazonが一番安いです。
塗装剥がし用は『#320』を購入しました。 このペーパーが一番使いました。
ディスクペーパーには円のサイズと吸塵用の穴の数があるので、購入したエアーサンダーに合わせて購入してください。
ちなみに私は125mmで6つ穴のディスクペーパーを購入しました。Amazonが安いです。
プラサフを研いだり傷隠しの仕上げ用には#800を購入しました。
こちらも50枚を購入しましたが#320と比べて少し余ったので、ちょうどいいくらいの枚数をご検討ください。
全塗装に直接関係はありませんが…コンプレッサーを購入するなら持っておいた方が便利です。
スプレーガン
初めて車の全塗装をやった中でスプレーガンが一番大切な道具だと思いました。当たり前ですが…
結論を言うと
最終的にはプロが使用するレベルの高級スプレーガン『ファイナーフォース タイプR』を買うことになりました。
この高級スプレーガンの購入に至るまでに実は3つのスプレーガンを購入してます。
最初はそこそこの製品を買わないと失敗するという情報ばかりだったので、アネスト岩田のスプレーガン(Amazonで約8,000円)を購入しました。
初めてのスプレーガンだったので使ってみて良し悪しはわかりませんでしたが…
密着力を高めるミッチャクロンを吹いた後に次の塗料を入れ替えて使用するので、スプレーガン1つではその都度カップを洗って使うのがかなり面倒でした。
そこでミッチャクロンは無色透明なので激安スプレーガンでいいかと思い、Amazonの激安スプレーガン(約1,600円)を追加で購入しました。
激安スプレーガンが届くと、なんとエアホースの接続部が噛み合わずに使うことができず…
販売元へ連絡するとすぐにもう1つ送ると連絡がありました…「んっ?もう1つ…??」
すぐにもう1つ送られてきましたが、同じように接続部が噛み合わず…
これはおかしいと思い、思い切ってねじ込んでみると…付きました…
ということで3つ目の激安スプレーガンは無料でゲットw
塗装の練習に内装パネルを塗装していたときは気づきませんでしたが
車体の塗装をする前にボンネットを試しに塗装してみると、下手くそなんでしょうね…
アネスト岩田のスプレーガンでも塗装ムラが酷く出てしまいました。
「このレベルだと車体がどえらいことになってしまう…どうしよう…(ー ー;)」と試行錯誤した結果
高級スプレーガンをヘソクリで購入する決意をしました。
私が企てた作戦は…
- 高級スプレーガンファイナーフォースを22,000円で購入(ポイントで約2,000円還元)
- とにかく大切に使う
- 使い終わったら綺麗に清掃して、メルカリなどのフリマで20,000円で売りさばく
- 実質4000円くらいで高級スプレーガンが使える
というロードマップでしたw
実際に使用後は2万円で売れたので、無事目標達成できました。
やはり実際に高級スプレーガンを使ってみて初めて、中途半端な価格のスプレーガンとの明らかな違いがわかりました。
仕上がりが全く違いますし、私のような素人でも綺麗に仕上げることができました。
『安物買いの銭失い』にならないようにスプレーガンは最初からある程度高額なものを買っておいた方がいいかと思います。
『経験者は語る』ですね。
『ファイナーフォース』はかなりおすすめです。
ファイナーフォースとエアホース(E-Value ウレタンエアーホース)を接続する際には
間に噛ませる接続プラグが必要でした… ホームセンターで200円しないくらいで購入できます。
塗料
塗料の購入にはかなり苦戦しました…
通常は下地(プラサフ、サーフェイスなど)塗り▶︎カラー4回塗り▶︎クリア3回塗り▶︎磨いてピカピカに
というのがソリッドカラーの一般的な塗装順序のようですが、マットブラックには2つの塗装方法があって
- 調合済みのマットブラック塗料3〜4回塗り
- ソリッドブラック4回塗り▶︎クリア+艶消し剤 2~3回塗り
以上の2つの選択肢がありました。マットブラックには最後の磨きの工程がありません。
どちらにしようか迷ったのですが
塗料を購入するお店へ相談すると①の方が簡単で「まずまずの仕上がりになります」と助言をいただき
価格も②に比べると安かったので ①の方法に決めました。
しかし…
ボンネットやグリルで試し塗りした後に、あれ…
マットブラックというよりグレーになってる… 実はグレーが大の苦手…_
すぐ購入した店に画像付きで問い合わせしましたが
「よくかき混ぜましたか?」
「艶消し剤が入ってるので白く濁って仕上がりがグレーぽくなることがあります」と…
購入した調合済みのマットブラック塗料はソリッドに白い艶消し剤を入れて調合しているので白っぽく濁るそうで、よく攪拌していたのですが…グレーぽくなってしまった様子。
最後にわかったのですが、その塗料が入ったボトルの底に白っぽいヘドロが沈殿していました…
かなり攪拌していても沈殿していたので調合済みはNGですね…_(┐「ε:)_
『①調合済みのマットブラック塗料3〜4回塗り』の方法は絶対におすすめしません。
ちなみに調合済みのマットブラックはこちら⬇︎⬇︎
気を取り直して…自分で調合するタイプ②の方法へシフトして勉強していると
どうやらクリアに艶消し剤を入れる方が艶消し具合をコントロールできる様子。
でも調合する量を間違うと…失敗は許されません。
『半艶マットブラック』がカッコよすぎて、艶消し剤の調合具合を様々な情報を見て検討しました。
一番参考になったのは同じ関西ペイントを使ってマットブラック塗装を解説していた『ユーガレージ/YU-GARAGE』さんの動画でした。参考までに⬇︎⬇︎
ある程度の調合の比率を決めてから必要な塗料を『PROST(関西ペイント)』で追加購入しました。
『PROST(関西ペイント)』は大手で評判もいいですし、Yahooで購入する場合には15,000円以上で送料無料になります。
ポイントを加味するとAmazonより楽天の方がお得でした
ただ、洗浄用シンナーはAmazonが一番安かったので、洗浄用シンナーのみAmazonで購入しました。
とりあえず今回購入した全塗装に必要な塗料やシンナー類は全て紹介しておきます。
ソリッドカラーは『レタンPG ハイブリッド エコ #400 ディープ ブラック』を購入しました。
通常は希釈用のシンナーを別途購入しなければいけませんが
この商品は希釈用シンナーがセットになっているのでお得でした。
仕上げのクリアは『レタン PG エコ RR 510 クリヤー』を購入しました。
通常は希釈用のシンナーと塗料を固める硬化剤を別途購入しなければいけませんが
この商品は希釈用シンナーと硬化剤がセットになっているのでお得です。
ちなみに、最後クリアーを3回吹く予定が量が足りず2回しか吹けなかったので、多めに買っておいた方がいいかと思います
ちなみに同製品では3kgセットと4kgセットがあります。
クリアに対して艶消し剤が0.9kgだと足りないので、250gも1つ購入しました。
洗浄用シンナーはスプレーガンの洗浄などに使用するので必須アイテムです。
洗浄用シンナーだけはAmzonで購入した方がお得だったので、Amazonで1L × 2つ購入しました。
1Lでも足りないことはないですが、2Lあった方がいいかと思います。
塗料を購入の際には計量カップやストレーナー(こし紙)、かき混ぜ棒、計りなど塗料を調合する道具が必要になります。
塗料とセットになってることもありますが、私の場合はその数では全然足りませんでした…
ホームセンターに買いにいきましたがストレーナーが売ってなかったので
仕方なくAmazonで割高で買うことになりました_(┐「ε:)_
塗料を購入する際についでに同じところで必要なもの(計量カップやストレーナー、かき混ぜ棒、計り)も一緒に購入しておくことをお勧めします。
あと塗料が容器缶に入っている場合
注ぎ口からそのまま計量カップへ注ごうとすると「ジャバジャバ」とめちゃくちゃ溢れてしまうので…
必ず差し口ベロや蛇口を購入しておいてください。
ベロや蛇口はお近くのホームセンターの方が安いかもしれません。
*PROST(関西ペイント)で塗料を購入する場合には差し口ベロの5枚セットを購入することができます。
その他
塗装するにはこれがないと始まらないですよね。マスキングテープはホームセンターか 『Amazon』が一番安いです。
私の場合、マスキングテープはホームセンターの方が『Amazon』より20円安かったのですが、ガソリン代や買い出し時間を考えて『Amazon』で購入しました。
マスカーも必需品です。洗浄する水道周りや汚れそうな箇所を片っ端からマスカーで汚れないように保護しました。
近くのホームセンターの方が60円ほど安かったのですがガソリン代や買い出し時間を考えて、こちらも『Amazon』で購入しました。
車体を塗装する際にビニールマスカーを使ったのですが、ビニールにかかった塗料が固まると風で飛散するので
塗装時に車体に使うマスカーは紙タイプのものを買うようにしてください。
必ず必要なわけではないですが、パーツの汚れを落としたり塗装前に脱脂するために使います。
プロの方は塗装前にシリコンオフをデカい霧吹きで脱脂している姿をよく動画でみました。
仕上がりをよくしたいのであれば購入しておくことをお勧めします。
私の場合は樹脂パーツを塗装する際に使用しました。
ミッチャクロンを下地に塗っておけば塗装が剥がれにくくなります。塗料がのりにくいものを染めるときには必需品ですね。
最後に
商品の紹介ばかりになってしまいましたが…
ただ、自家塗装を考えてる方には少しでも役に立つ情報ではないかと思います。
必要なものを調べて、商品のレビューや価格を比較する作業は何かと大変で時間がかかる作業だと思うので、ぜひ塗装準備の参考にしていただければ嬉しいです。
*全塗装の工程を全てまとめた記事はこちら⬇︎⬇︎
以上、最後まで読んでいただきありがとうございました♪( ´θ`)ノ