ジムニッ記 46
ジムニー(JA11,JA12,JA22,JB32,JB23)のセルモーター(スターターモーター)交換しました。

最近エンジンのかかりが悪く、キーを捻るとキュルッ!!とはなるけどエンジンがかからないという状況が増えてきました。
旧型ジムニーではカチカチとキーを何度も繰り返し捻ってもエンジンがかからない持病『カチカチ病』が有名ですが
その『カチカチ病』の原因のほどんどがエンジンを駆動させるスターターモーター(セルモーター)の不具合か、スターターモーターを動かすための電流が不足していることが原因と言われてます。
スターターモーターの交換には約1〜3万円(リビルト)+工賃約1〜2万円くらいかかります。
今回はかなり古い車ということもあり、まずはスターターモーターを自分で交換してみることにしましたd( ̄  ̄)
カチカチしてもエンジンがかからない頻度が増えてきて外出先で突然動かなくなったら困るので今回はスターターモーターを交換したのですが
交換後は無事『カチカチ病』がスッキリ改善されたので、今回はその交換方法について車DIY初心者でも簡単にわかるように解説をしていきます。
旧型ジムニーの『カチカチ病』と悩んでいる方はぜひ参考にしていただけると幸いです。
目次
カチカチ病の診断方法
「ジムニーのカチカチ病」は、特に旧型ジムニーでよく言われるトラブルで、キーを回しても「カチカチ」と音がするだけでエンジンがかからない症状のことになります。
旧型ジムニー(特にJA・JB系)はエンジンルームが狭いので熱がこもりやすかったり振動が多いためスターターが劣化しやすいですd( ̄  ̄)
カチカチ病の主な原因
カチカチ病が起こる原因としては主に以下の4つがあります⬇︎⬇︎
- スターターモーター(セルモーター)の不良 ◀︎ これが一番多い
- バッテリー電圧不足
- 配線・接点不良
- イグニッションスイッチ不良
① スターターモーター(セルモーター)の不良
ソレノイド(電磁スイッチ)が「カチッ」と動くだけでモーター自体が回らない状態。
この「カチッ」がカチカチ音の正体です。
『カチカチ病』の原因はほとんどがこのスターターモーター(セルモーター)の不良による症状となりますd(゚∀゚)
② バッテリー電圧不足
バッテリーが劣化し電圧が弱いとスターターモーターが回らずエンジンがかかりません。
特に長期間乗ってない場合に多いです。
何度もキーを回してると電力の消耗でカチカチ音が弱くなっていくのが特徴です。
旧型ジムニーは漏電によってバッテリーが弱り、長時間放置するとエンジンがかかりにくくなることも多いですd( ̄  ̄;)
③ 配線・接点不良
バッタリー端子の緩みやアース不良、経年劣化での接触不良などで起こります。
④ イグニッションスイッチ不良
キーを回しても信号が弱かったり、カチカチ音が不安定だったりします。
原因見分け方
| 症状 | 原因の可能性 |
|---|---|
| カチカチ音が1回だけ | スターターモーター(セルモーター)の故障濃厚 |
| カチカチ音連続 | バッテリー弱い |
| 無音 | スイッチ or 配線 |
スターターモーター(セルモーター)が原因の場合、応急処置としてモーターを軽くコンコンと叩くことで中の接点が復活して一時的にエンジンがかかることがありますd(゚∀゚)
必要物品の調達
今回スターターモーター(セルモーター)の交換に使ったものをまとめておきます。
スターターモーター(セルモーター)の項目内にJA11〜JB23の純正品番とリビルトの販売先一覧をまとめてますd(゚∀゚)
スターターモーター(セルモーター)
スターターモーター(セルモーター)の新品はもう手に入らないので、今回はリビルト製品を購入しました。
JA11〜JB23の純正品番とリビルトの販売先は以下の通りです⬇︎⬇︎
| 純正品番 | 相場価格 | 適合製品販売先 | |
|---|---|---|---|
| JA11 | 31100-80X51 31100-82C11 31100-82C20 | 約13,000〜18,000円 | 楽天Yahoo Amazonメルカリ |
| JA12 | 31100-82C20 31100-82C10 31100-82C11 | 約13,000〜18,000円 | 楽天Yahoo Amazonメルカリ |
| JA22 | 31100-82C10 31100-82C11 31100-82C20 31100-80094 | 約13,000〜18,000円 | 楽天Yahoo Amazonメルカリ |
| JB31,JB32 | 31100-60A23 | 約15,000〜40,000円 | 楽天Yahoo Amazonメルカリ |
| JB23 | 31100-81A20 31100-81A10 | 約15,000〜30,000円 | 楽天Yahoo Amazonメルカリ |
車台番号(または現物の品番)で照合しても品番違いで合わない場合あるらしいので、販売先で必ず適合確認(現物のラベルまたは車台番号+型式指定番号)を行ってくださいd( ̄  ̄;)
注文後2〜3日で届きました。

販売店によっては交換したスターターモーター(セルモーター)を返送することで割引がきく販売店もありますd( ̄  ̄)
ジャッキとリジットラック(馬台)を使って作業をします。
エンジンルーム内でスターターモーター(セルモーター)以外のものを外さすに作業するのであれば、フロントタイヤ(右)を外して作業する必要があります。
現在使ってるのはAmazonでセール時に購入したエマーソンのジャッキになります。
ジャッキアップ素人の私でもとても扱いやすかったので入門機としておすすめかと思います。

積載量3t,最低位135mm,最高位435mm と価格の割にかなり優秀なスペックです。
リジットラック(馬台)は支える部分にラバーがついてることと、2つ以上安全機能がついてるもので探して購入してます。

安全機能としてロックピンが刺せるようになってるのですが
少しゆるゆるで落ちてしまうことがあるので注意して使ってますd(゚∀゚;)
5000円以内、2個セット、積載量3t、最低位280mm、最高位430mm、ラバーパッド付、高さ6段調節
ロックピンでのダブルロック機能付き… と条件を全て満たして購入しましたが満足です。
Amazonが一番安いです。
タイヤの取り外しはもちろんのことスターターモーター(セルモーター)の固定ボルトの取り外しに使用します。
視野が悪くスペースもかなり狭いのでせめて1/2(12.7mm)と3/8(9.5mm)の2サイズはあった方がいいです。
1/4インチ(6.35mm)サイズまで3サイズ準備できればベストですね。

トルクレンチを初めて購入される場合は価格も高すぎず使いやすいエマーソンあたりがおすすめです。
ソケットアダプターセットがあればレンチのサイズを臨機応変に付け替えて作業できるので便利です。

作業スペースに限りが箇所もあるのでかなり重宝します。
所持してるソケットの種類がまだ少ない方は一つ持っておくと超便利です( ´ ▽ ` )
固定ボルトやナット部分の固着剥がしに便利な浸透潤滑剤です。
古い車を扱う場合にはナメてしまう前に使っておくことをおすすめします。

古い車を扱う場合は必須アイテムなので必ず1缶は常備しておいた方がいいですねd(゚∀゚)
サビや劣化による固着を剥がしたり、レンチ+ハンマーでボルトやナットを緩めたりなどなど
今回の作業では必須アイテムかと思います。

今回の作業はスペースがかなり狭いので向き的にレンチに力を加えることができない角度などかなり重宝しました。小さいサイズのハンマーもあればさらに便利ですd( ̄  ̄)
スターターモーター(セルモーター)の交換方法
実際にセルモーターを取り外して新しいスターターモーター(セルモーター)を取り付けるまでの工程をまとめて紹介して行きます。
整備経験が少ない方でもわかるように1つ1つ丁寧に解説していきますねd(゚∀゚)
エンジンルームから作業するとなるとスターターモーター(セルモーター)がインテーク(吸気系)やスロットル周りの裏側に隠れて直視できずかなり面倒なので、今回はフロントタイヤ(右)を外して、タイヤハウスの箇所からアプローチしていきます。


作業前にとりあえずバッテリーの配線も外しておいてくださいねd(゚∀゚)
ジャッキアップ、リジットラック(馬台)セッティング
フロントタイヤ(右)を外すためにまずはフロントデフをジャッキで持ち上げてから

リーディングアームのジャッキポイントにリジットラック(馬台)をかけます。

スターターモーター(セルモーター)の取り外し
右のフロントタイヤを外したらタイヤハウスのところからスターターモーター(セルモーター)を目視することができます。

まずはナットにかかってる配線カバーと下に刺さってる配線を外します。

手前側のナットに配線を噛ませてあるのでナットを取り外します。
奥側のナットはそのままで大丈夫です。

かなり固着していたのでラスペネをかけてしばらくしてハンマーで叩いてから外すことができましたd( ̄  ̄;)
次は後方の奥にあるボルトナットを1箇所外していきます。
この作業はスペースがかなり狭いので一番苦労するところかと思います。


ここは手狭な上にナットとボルトのどちらかを空回りしないように固定しながら外さないといけないので、エンジンルーム側とタイヤハウス側の両方からアプローチしながら外しましたd( ̄  ̄;)
最後に手前側の固定ボルトを外します。
ボルトを外したらフロント側へ向かってハンマーで軽く叩くと本体が外れます。

固定していたボルトやナットは全て再利用しないといけないので取っておいてくださいd(゚∀゚)
無事スターターモーター(セルモーター)が外れました。
参考までに新旧比較画像アップしときます⬇︎⬇︎


若干形が違ったりカバーがなかったりする部分がありますが、画像付きで販売店に確認したところ問題ないとのことでしたd( ̄  ̄)
新しいスターターモーター(セルモーター)の取り付け
新しいスターターモーター(セルモーター)をボルト穴の位置を合わせながらはめ込んでいきます。

配線を元の位置に戻してボルトやナットを固定すれば交換完了です。

最後に
スターターモーター(セルモーター)を交換して5ヶ月ほど経ちましたが、特に何も問題なくスムーズにエンジンを始動することができてます。
一番奥のボルトナットさせ外すことができればあとの作業は簡単なので
スターターモーター(セルモーター)の調子が悪くてカチカチしてる方はぜひトライしてみてください。

リビルト製品のキュルキュル音は純正と比べて勢いがあってカッコいいですd(゚∀゚)w
他にも旧型ジムニー(JA11,JA12,JA22,JB32)に使えるカスタムやメンテナンス関連の記事を書いてます。
興味のある方はぜひ読んでいただけると幸いです⬇︎⬇︎
*ジムニー(JA11,JA12,JA22,JB32)の全塗装(自家塗装)編はこちら⬇︎⬇︎
*ジムニー(JA11,JA12,JA22,JB32)のウッド調パネル製作編はこちら⬇︎⬇︎
*ジムニー(JA11,JA12,JA22,JB32)のサビサビワイパーリンク交換編はこちら⬇︎⬇︎
*ジムニー(JA12,JA22,JB32)の『ELメーターパネル』+『ELエアコンパネル』取り付け編はこちら⬇︎⬇︎
*ジムニー(JA11,JA12,JA22,JB32)のハザードスイッチ増設編はこちら⬇︎⬇︎
*ジムニー(JA11,JA12,JA22,JB32)のヘッドライトとライトリム交換編はこちら⬇︎⬇︎
*ジムニーの社外メーター(油圧、油温、水温、電圧)取り付け編はこちら⬇︎⬇︎
*ジムニーのプチカスタムをまとめた記事はこちら⬇︎⬇︎
以上、最後まで読んでいただきありがとうございました♪( ´θ`)ノ
